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【ばね指】それってばね指かも!手をよく使う人必見です

  • 執筆者の写真:  脇坂 功彦
    脇坂 功彦
  • 2024年9月8日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年9月12日

はじめに

こんにちは。

岡山市中区中井にある鍼灸・整体 からだコンディショニング岡山の脇坂です。


「手を握るたびに指の付け根がコクコクいう」

「包丁などを握るとズキっと痛い」

「指の付け根が引っかかって伸びなくなる」


こんな症状でお悩みではないでしょうか?


ばね指は、手や指をよく使う方に多い症状で、なかなか症状が改善せずにいる方が多いです。


「病院に行って、注射を打ってもらったけど、また元に戻った」

「湿布を貼ったり、塗り薬を塗っているけど改善しない」など、


現在、病院に通っているけど、症状が改善せずに悩まれている方もいるかもしれません。


そこで、今回のブログでは、ばね指の原因や改善方法・予防法について、わかりやすく説明したいと思います。


現在、ばね指に悩まれている方は、ぜひ最後までお読みください。


そもそもばね指とは?
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ばね指とは、指の腱鞘炎のことです。


筋肉と骨を結びつけている「腱(けん)」が通るトンネル部分「腱鞘(けんしょう)」で炎症が起きた状態です。


ばね指の患者さんは、病院に限らず、鍼灸院などの治療院にもたくさん来院されます。


私もこれまでばね指の患者さんをたくさん診てきました。


実例をご紹介すると、

主婦の方、絵を描く方、デザインのお仕事、電気工事や清掃業や大工さんなど道具を握り続けて作業される方、ゴルフやテニスなどクラブ・ラケットを握るスポーツ、サーファー、庭の剪定、農業、運転手、デスクワークなどなど


ばね指の原因
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一般的には、更年期や妊娠・出産などでホルモンバランスが乱れる時期の女性、家事やお仕事や趣味、スポーツなどで手や指をよく使う人、糖尿病などの持病を抱えている人が多いと言われています。


でも、実際に多いのは、男女関係なく家事やお仕事や趣味、スポーツなどで手や指をよく使う方々です。


臨床の現場で感じるのは、

とにかく、手を使う指を使うモノを握りしめることが多い方で、若者よりも中年以降の方が多いというのが実感です。


ばね指を改善させるためには?

手や指って、お仕事や家事、趣味で手を使い続けるもんですから、なかなか休ませることが難しいところです。


だから、みなさん何かおかしいなと思いながらも、どうして良いか分からず、放っておいてこじらせてしまいます。


痛みを出していたり引っ掛かりの原因は、指の付け根の部分の炎症を起こした腱や腱鞘にあります。


その腱や腱鞘が炎症を起こした原因は何でしょうか?


それは、手や指の使い過ぎです。


使い過ぎると腱鞘と中を通る腱との摩擦が強くなり、炎症を起こすと書きました。


では、腱と腱鞘の摩擦が強くなる使い過ぎ以外の原因は、何なのでしょうか?


それは、前腕の屈筋(くっきん、指を曲げたり手を握る筋肉)の疲労による緊張、

言い換えると、疲れによって筋肉が硬くなってしまい筋肉の動きが悪くなって摩擦が強くからです。


なぜ、腱や腱鞘に炎症が起こっているのか?


その原因の原因を考えないと、良くなったそばから、再発を繰り返したり、また別の指がばね指になったりします。


日常の生活で本当に手を休ませることは難しいので、手や肘のトラブルはこじらせるととてもしつこいです。


日頃、簡単にできる疲労回復の方法としては、手を握るときに使う前腕にある屈筋のストレッチやマッサージです。

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図のように、

肘を伸ばした状態で、伸ばしたい方の指先を反対の手で持って、自分の方に引いてあげると前腕の屈筋が伸びてくれます。


ちょっとしたコツですが、

その時に手を親指側に斜めに引いてあげると、屈筋によりストレッチがかかります。

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もし、親指にばね指の症状がある場合は、上の図のように親指だけを対象にしたストレッチを試してみてください。


それと、マッサージガンなどセルフマッサージができる機械を活用するのも手軽で有効です。

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ストレッチとマッサージやマッサージガン両方に言えることですが、長時間やり過ぎて筋肉を痛めないようにくれぐれも注意してください。


まとめ


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ホルモンバランスが乱れる時期の女性、家事やお仕事や趣味、スポーツなどで手や指をよく使う人に多いのがばね指。


毎日、手は使いますから、完全に安静にさせることができない場所です。


だからこそ、日頃からこまめにストレッチやセルフマッサージなど、よく使う手や腕のケアがまずは大切です。


ストレッチやマッサージ、しばらく安静にしても、指の付け根が痛んだり、指の曲げ伸ばしでカクカクしたり、引っ掛かりがある場合には、早く専門家を受診され治療をお受けになることをお勧めします。


特に、お仕事などで毎日手をお使いになる方は、我慢せず出来るだけ早めに何処か専門家を受診されることをお勧めします。

もし、そのような治療院がない場合は、当院でもご相談を承ります。当院では、根本的な原因を見極め、一人ひとりに合った最適な治療法を提供しています。


ばね指でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

(当院で行うばね指の治療についてはこちらをご覧ください)

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